eco検定過去問題(16~20) | 企業のサステナビリティ経営・自治体の町づくりに役立つ情報が満載

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eco検定過去問題(16~20) 初心者向けeco検定応援キャンペーン!!

eco検定 過去問題にチャレンジ!

「日刊おしえて!アミタさん」では、eco検定の過去問題と回答(解説付)を一部掲載します。

ぜひ、会社内で共有して事業所・部門など、チームの「環境力」を磨いてください。
目指せ、エコピープル!(→ その他の過去問題にもチャレンジ

協力:東京商工会議所

次の文章の内容が正しいか間違っているか解答しなさい。

「カーボンニュートラル」とは、経済活動や生活における温室効果ガスの排出を、植林・森林保護・クリーンエネルギー事業などによって直接的、間接的に相殺しようとする考え方である。

【正解は?】
正解・・・「誤り」
設問の説明は、「カーボン・オフセット」のことである。
「カーボンニュートラル」とは、植物などの生物に由来する燃料を燃焼させると二酸化炭素が発生するが、その植物は成長過程で光合成により二酸化炭素を吸収しており、ライフサイクル全体で見ると大気中の二酸化炭素の増減に影響を与えないことである。

2007年に改定された第三次生物多様性国家戦略の中で、「生物多様性の3つの危機」と指摘されていないものを、次の1〜4の中から1つだけ選びなさい。

【文章群】

  • 1)人間活動や開発や乱獲による、種の減少・絶滅・生息地の減少
  • 2)自然に対する人間の働きかけが縮小撤退することによる、里地里山などの環境の質の変化
  • 3)外来種など人為的に持ち込まれたものによる、生態系のかく乱
  • 4)都市化や、農産漁村の過疎化・衰退による、自然景観の破壊
【正解は?】
正解・・・「4」
1)正しい。人間活動や開発など人が引き起こす負の影響要因で、鑑賞用や商業的利用による乱獲、盗掘、過剰な採取など直接的な生物の採取とともに、沿岸域の埋め立てなどの開発や森林の他用途への転用などによる生息・生育地の破壊などがあげられる。

2)正しい。自然に対する人間の働きかけが縮小・撤退することによる影響。薪炭材や農用材などの二次林、人の手が加えられた採草地などは、その環境に特有の多様な生息・生育環境としての質が低下している。

3)正しい。人為によって意図的・非意図的に国外や国内の他の地域から導入された外来種が、地域固有の生物相や生態系に対する大きな脅威となっている。

4)不適切。上記の3つの事象を第3次生物多様性国家戦略では「生物多様性の危機」として指摘しており、「都市化による自然景観の破壊」を「生物多様性の危機」の要因とは指摘していない。

次の文章の [ ] にあてはまる最も適切な語句を、語群の中から1つ選びなさい。

常温・常圧で容易に大気中で気体となるトルエンやキシレンなど、揮発性がある有機化合物の総称を [ a ] といい、さまざまな物質がある。2004年に大気汚染防止法が改正され、2006年度より [ a ] 対策がスタートした。

【語群】

  • 1)SPM
  • 2)PM
  • 3)VOC
  • 4)SOx
【正解は?】
正解・・・「3」(VOC)
1)SPM:浮遊粒子状物質
2)PM:粒子状物質
3)VOC:Volatile Organic Compoundsの略。浮遊粒子状物質(SPM)や光化学オキシダントの原因となる。
4)SOx:硫黄酸化物

次の文章の [ ] にあてはまる最も適切な語句を、語群の中から1つ選びなさい。

地球を取り巻く厚い大気には [ b ] が含まれているが、これがまったくないと約15℃の地球の平均気温はマイナス20℃前後にも下がると推計されている。

【語群】

  • 1)窒素
  • 2)酸素
  • 3)二酸化炭素
  • 4)水素
【正解は?】
正解・・・「3」(二酸化炭素)
京都議定書の枠組みの中で2013年以降の取り組みが模索されている一方、ポスト京都をめぐる各国の動きが活発化している。

次の文章の内容が正しいか間違っているか解答しなさい。

日本の太陽光発電の導入量は、2005年度末において、世界の導入量(370万kW)の約4割(142万kW)を占めており、世界第1位である。

【正解は?】
正解・・・「誤り」
日本は2004年末まで世界のトップであったが、2005年にドイツに抜かれた。1位ドイツ143万kW、2位日本142万kW、3位米国48万kWだった。2008年末時点には、世界の導入量は累積で214万kWに達し、ドイツやスペインで導入が進み、日本はドイツ、スペインに次いで世界第3位となっている。
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