制作者が語る【第4回】廃棄物処理法平成22年度改正への対応 | 企業の環境・CSR・サステナビリティ戦略に役立つ情報が満載!

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コラム

制作者が語る【第4回】
廃棄物処理法平成22年度改正への対応
製作者が語る!廃棄物管理がよくわかるDVD

dvd_01_img_capture.png制作者が語る第4回は、平成22年5月に公布され翌23年4月1日から施行されている廃棄物処理法平成22年度改正への対応についてご紹介します。

「平成22年改正」なのか「平成22年度改正」なのか「2010年改正」なのか命名に悩みましたが、法律・施行令・施行規則の公布が全部期間内に入っている「平成22年度改正」にしました。環境省のウェブサイトでは「平成22年改正廃棄物処理法」となっています。 自治体によっても平成22年度改正であったり、平成22年改正であったりバラバラのようです。 ちなみにアミタグループでは制約がない限り社内では西暦を使うことになっています。

法改正対応版(改訂版)の販売開始

この度、全5巻の内容を法改正に合わせて改訂し、2011年6月1日より廃棄物処理法平成22年度改正対応版として販売を開始いたしました。 基本的な内容は同じですが、法改正によって変更があった部分の修正や追加を行いました。これに合わせてテキストを一部変更しました。どんなところが変わったのかその収録内容をご紹介するとともに、制作者から見た各巻の特長もご紹介します。

①廃棄物管理業務の進め方

修正項目としては、マニフェストA票の保存や帳簿義務の追加などがあります。 本編の修正事項は少ないですが、最後のほうに罰則の強化や建設廃棄物に関する事項などコンテンツを追加しています。 これは後でご紹介する特典DVDの内容のうち、この巻に関係するものを抜き出して収録したものです。

この巻は、廃棄物管理業務について新人とベテラン課長のやりとりを通して学んでいくことができる巻です。 新しく担当になった方から、業務の知識をあらためて整理・復習したい担当者の方まで幅広くお勧めします。

汚泥をオフィスのゴミ箱に捨てた新人に対して、課長が「廃棄物をゴミ箱にすてる奴があるか!」と怒るシーンがあります。 社内から「その後の廃棄物の定義でごみが入っているから課長の発言は間違いではないのか」という意見がありました。

私は「廃棄物管理担当者にとって、往々に廃棄物は産業廃棄物を意味し、ごみは一般廃棄物を意味する。 正しいか正しくないかではなく気持ちなんだ!」と反論しましたが、 実際のところは「産業廃棄物をゴミ箱にすてる奴があるか!」という私の原稿を役者さんが「廃棄物」としてしまっただけなのです。 役者さんの迫真の演技にNGを出せず、私が気持ち負けしただけなのでした...。 しかし、廃棄物処理法第2条の廃棄物の定義の中の「ごみ」とは何でしょうかごみはすべて廃棄物だが、廃棄物はごみであるとは限らない。謎です。

ちなみにアミタでは廃棄物のことを「発生品」や「地上資源」と呼んでいます。 お客様とのコミュニケーション上、廃棄物と呼ぶことも多いですが、 「ごみ」や「廃棄物」と言ってしまった時点で無価値なものという人間の勝手な決めつけがされてしまいます。 廃棄物の定義がよく問題になるのは、絶対的な基準ではなく社会的に決まる(決める?) ものだからだと思います。 しかし、無価値という常識が人間の作ったものであるからこそ、人間自身が覆すことができるのではないかと思います。

②廃棄物リスクがよく分かる

修正項目としては、罰則の強化や排出事業者としての処理状況確認の努力義務化などがあります。 改正の要点からはそれら以外に処理困難通知の部分を抜き出して収録しています。

この巻は、冒頭いきなり記者会見で頭を下げているというシーンから始まります。 テレビドラマやニュース報道ではよく見るシーンですが、廃棄物管理においては他人事と思ってはいけません。

大企業の役員の方が「うちはISO取ったから大丈夫」「ゼロエミッション達成したから大丈夫」という認識であることがあります。 ISOは取った後どのように回すかが肝心ですし、ゼロエミッションとは廃棄物がなくなったことではありません。 また、「同じ業界の他社が環境の取組みを始めたので我が社も遅れるわけには」という動機からトップダウンで環境活動が全社一気に進むこともあります。 どうしても社外にアピールできる見栄え・聞こえの良い「果実」を優先しがちになってしまいます。 しかし、新しい果実ばかりに目を向けてしまうとドラマのようにその反動がいずれきてしまうかもしれません。

日々の廃棄物管理やご担当者の努力はなかなか陽の目を見ないかもしれません。 他の部門や従業員に理解してもらえないかもしれません。役員は廃棄物への対応は終わったことだと思っているかもしれません。そんなときにこそ、この「廃棄物リスクがよく分かる」を見せていただければと思います。廃棄物・環境問題はまず意識改革から始まります。

③契約書がよく分かる

本編はあまり変わっていません。

追加コンテンツとして、産業廃棄物収集運搬業の許可制度改革や優良認定があります。 法改正を受けて(社)全国産業廃棄物連合会が契約書雛形を作成することが予想されますが、 現時点ではまだ公開されていないため平成21年6月改訂の雛形を利用しています。

処理委託契約書をここまで真正面から扱ったDVDは他にはまずないと思います。 廃棄物管理担当者に限らず、実際に処理委託契約書をチェックされる法務部門の方にも見ていただきたい巻です。

④マニフェストがよく分かる

本編で変わったところはA票の保存部分です。 追加コンテンツとしては処理会社のマニフェスト受領義務化があります。

普段の業務では分からないマニフェストの全体像が視覚的に分かるDVDです。 マニフェストに関する業務を行っている事務の方に見ていただきたい巻です。 最近は電子マニフェストの導入が進んでいますが、まだまだ紙マニフェストからすべて移行するには時間がかかりそうです。 考え方は同じですので、紙マニフェストの仕組みが理解できれば電子マニフェストにもスムーズに対応できるでしょう。 そのため、このDVDでは電子マニフェストそのものの説明は省略しています。

⑤現地確認がよく分かる

本編はほとんど変わっていません。
「現地確認がよく分かる」は、映像コンテンツとして一押しです。 法律の基準は机上の学習でも何とかイメージがつかめますが、そもそも基準がない現地確認では学習のしようがありません。 このDVDはドラマや映像から視覚的に現地確認の流れが分かるため、現地確認ってこんなこと、というのが端的に表現されていると思います。

処理の状況の確認は処理方法などによって個別に異なるため、細かい基準は言い出してもきりがありません。 このDVDを見ていただいて、まずは実際に処理の状況を確認するのがよいでしょう。 帰ってきたら改めて見直し、復習してみてください。 行く前は色々確認するつもりだったのが、実際現地に行くと案外確認していなかった、ということはないでしょうか。

特典DVD「廃棄物処理法平成22年度改正の要点」について

基本パック(5巻セット)をご購入いただいた方には、特典として改正の要点をまとめたこのDVDをお送りしています。 2011年3月までのご購入者には3月末に送付し、4月以降のご購入者には基本パック5巻とこのDVDを合わせた6巻セットでお送りしています。 この特典DVD用のテキストもあります。

既にご購入いただいた場合でも、改めて改訂版をご購入いただく必要はなく、特典DVD改正の要点を見ていただければ十分だと思います。 また、改訂版をご購入いただいた場合でもこの特典DVDはついています。法改正に絞って教育したい場合などにご活用ください。

おまけ

「よく分かる」というタイトルのとおり、広範囲で分かりにくい廃棄物管理や廃棄物処理法について分かりやすく伝えることに主眼をおいているDVDですが、 それでも時間の関係上限界があります。長すぎると眠くなりますし、ただでさえ慣れない人には難しい法律の話ですので、見るのも辛いものになってしまします。

DVDで学習した上で「更に廃棄物処理法の改正内容について知りたい」という場合は、環境省のウェブサイトを見るとよいでしょう。 改正に関する通知や実務にも役立つQ&Aを見ることができます。

平成22年改正廃棄物処理法について(環境省)

以上、制作者から見た法改正対応についてでした。まだご購入いただいてない方は、法改正対応のためにもご検討ください。

廃棄物管理がよく分かるDVDウェブページ: http://www.amita-oshiete.jp/yokuwakaru/

(文責)廃棄物管理がよく分かるDVD制作担当O

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