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コラム

J-オイルミルズ|新規工場における理念の実現 リスク低減への挑戦!企業取り組みインタビュー!廃棄物管理最前線!

170822_001.jpg2017年6月より操業を開始した株式会社J-オイルミルズの倉敷工場では、工場立ち上げと同時に廃棄物管理の仕組みとして「廃棄物管理ベストウェイ」を導入されました。
2016年1月に発覚した廃棄食品の不正転売事件を受けて感じた食品業界の課題、そして「廃棄物管理ベストウェイ」を導入された目的について、同社の倉敷工場 管理課 課長の宮坂氏にお話をうかがいました。

左:長野(アミタ)右:宮坂氏(J-オイルミルズ)

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少人数体制でも、業務の質を保ちリスクに備える

長野:倉敷工場の立ち上げ準備の最中、2016年1月に、愛知県で処理業者による廃棄ビーフカツ転売事件が起きました。廃棄物管理担当者としてどう思われましたか?

170822_002.jpg宮坂氏:私たちメーカーにとっては生産活動における工程管理や品質管理などが第一ですが、今回の事件を受けて、廃棄物管理を徹底することが重要であると再確認しました。廃棄物が市場に流通することは絶対にあってはならないことだと強く思いましたし、食の安全基盤を揺るがす今回の事件は、食品産業全体の廃棄物管理手法を疑われる、非常に大きな事件であったと振り返っております。

長野:事件を受けて、どのような対策を行われましたか?

宮坂氏:事件の発生後、直ちに各工場の現状確認を行いました。環境委員会で、問題を起こした会社へ処分を委託していないことを確認し、委託先への現地確認を実施しました。現地確認を行いながら改めて、排出事業者の責任を全うするということは、「契約書を締結し、定期的な現地確認を実施すること」だけでなく、「現場で現物が適正に処理されているのを見極めること」だと実感しました。

また、弊社は廃棄物を排出するだけでなく、副産物(有価物)は売却しています。事件がきっかけで、会社として副産物を含む廃棄物管理の情報共有・把握の重要性を再認識しました。そのため食品転用を防止する策として、廃棄物だけでなく副産物の取り扱いにも注意するよう、従業員に徹底しています。社会が廃棄物管理に対する取り組みに力を入れ始めている中、弊社としても食品業界を代表して、上記の転用防止策のように、全従業員が取り組む職場の環境・仕組み作りを今後も継続して実施したいと思います。

長野:廃棄物管理をしっかり行うという意識をお持ちの中、倉敷工場に「廃棄物管理ベストウェイ」を導入いただいたきっかけを教えて下さい。

宮坂氏:まず、倉敷工場の基本理念としては次の3つを掲げています。

  1. 法令の順守:机上のものではなく、行動で示せるコンプライアンス。
  2. 社会環境への貢献:J-オイルミルズにとって初めての地である倉敷において、地域の皆様の支えがあって事業活動ができるという意識を全従業員で持ち、事業活動を通じて社会に貢献する。
  3. 社内教育の実施:自主性を持って自律的に考え行動できる社員づくりの実施。

倉敷工場は少人数体制ですが、これらの理念を浸透させ、確実に行動に移すことで業務の質を落とさない運用が必要です。「廃棄物管理ベストウェイ」はアミタさんからの提案を受けたのがきっかけでしたが、質の高いシステムを導入することで、全体最適化による業務効率の向上、基本理念の実現が目指せるのではないかと思いました。

長野:今後アミタに何を期待されますか?

170822_003.jpg宮坂氏:工場の立ち上げには、様々なパートナー様からの支えが必要です。廃棄物管理というフィールドで共に協力してくださるアミタさんからの支援もその一つです。工場の稼働が安定するまではもちろん、万が一のトラブルが発生した際など、緊急時も同じ方向を向いて、一緒に対応していただきたいと思います。私たちも廃棄物に関しては不勉強なところがあるので、アミタさんのこれまでの知識と経験を生かしながら、社会に貢献して参りたいです。

長野:ありがとうございます。私たちも一緒に倉敷工場をつくっていく気持ちで業務に当たります。廃棄物管理以外にも環境や社会に対して今後取り組んでいきたいことはありますか?

宮坂氏:副産物を含めて廃棄物ゼロの工場を構築することが究極の目標です。廃棄物の排出によってリスクが生じるならば、設備や技術を改善し、そもそも排出がないようにしてリスクを発生させない。ゼロにできないという諦めではなく、自分たちで工夫すればできるという職場の環境を作っていかないと、現状に甘えてしまいます。工場にとって、自分たちで行動して、何がベストかということを問い続けていくことが必要で、果敢に高い目標を追い続けていきたいです。

わたしたちは、倉敷工場含めJ-オイルミルズという会社が、ステークホルダーに対して魅力的な企業、社会から信頼される企業になることを目指しています。倉敷工場一丸となって、全てのお客様に美味しいと言っていただける商品を、真心込めて生産し続けていきますので、皆様からのご支援をいただければ幸甚です。

長野:ゼロエミッションにとどまらず、そもそも廃棄物の発生ゼロ目指すというのは、どの企業においても今後目指していきたい取り組みですね。アミタでは、企業理念に基づいた商品設計なども統合的に支援しておりますので、そうした面でもお役に立てればと思います。

話し手プロフィール

170822_005.jpg宮坂 新治(みやさか しんじ)氏
株式会社J-オイルミルズ
倉敷工場 管理課 課長 

1992年(株)ホーネンコーポレーションに入社し、2004年より(株)J-オイルミルズ勤務。現在、倉敷工場 管理課 所属。

聞き手プロフィール

170822_004.jpg長野 由季(ながの ゆき)
アミタ株式会社
環境戦略デザイングループ 西日本チーム 

2016年アミタ(株)に入社。主に関西エリアで廃棄物管理支援、システム導入支援、リサイクルスキームの相談などを担当。

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