
汚泥とはどのようなものを指すのですか?再資源化の方法にはどのようなものがあるのですか?
2009/01/29 更新
汚泥は日本で排出される産業廃棄物の中で、その割合が最も多く(約1億8,533万トンで全体の44.3% 環境省発表の平成18年度実績より)、その種類にも様々なものがあります。具体的には、以下のように説明されます。
- 工場廃水等の処理後に残る泥状のもの
- 各種製造業の製造工程において生ずる泥状のもの
※有機性及び無機性のもののすべてを含む
有機性汚泥の代表的なものとしては、
- 活性汚泥法による処理後の汚泥
- パルプ液から生ずる汚泥
- ビルピット汚泥(し尿を含むものを除く)
無機性汚泥の代表的なものとしては、
- けい藻土かす
- 炭酸カルシウムかす
- 廃白土
(昭和46年10月25日通知「廃棄物の処理及び清掃に関する法律の運用に伴う留意事項について」より)
クロムや砒素などの有害物質をふき取ったウエス、油の付着した手袋、粉状の廃棄物なども汚泥として扱っている例もあるようです。特別管理産業廃棄物として扱いたい場合など、迷ったときは自治体に相談してみるとよいでしょう。
汚泥の再資源化には、その含有成分によって金属原料化、セメント原料化、コンポスト化など複数の方法があります。例えば亜鉛、ニッケル、クロムなどの金属資源を含む無機汚泥は、金属原料として再資源化することができ、処理コストを削減する一方、資源の有効利用にもなります。
処理会社によって、また同じ会社でも工場によって受け入れることのできる成分や性状が異なります。遠方の会社に委託して、運賃が高くなったとしてもトータルでコストを削減できることもあります(実際に、東日本から西日本の工場へ委託しているケースもあります)。もし一旦受け入れを断られても、いくつかの会社に問い合わせてみましょう。












