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広告宣伝に、紙を中心とした資材を多く使ってしまいます。どうすれば、環境に配慮した広告宣伝活動をできるでしょうか。

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広告宣伝活動を環境に配慮したやり方へシフトするには、様々な方法が考えられますが、基本的にはプランニングの段階から環境負荷低減を考えることが大切です。これにより、そもそもの紙の使用量を減らすなどの根本的な環境配慮が可能になります。

具体的には、以下のような点をまず考えることが望ましいでしょう。

  • WEB、メール、TV、ラジオなど、ターゲットに合わせた、紙以外のメディアの活用余地はないか
  • 宣伝規模や伝えるコンテンツの量は適正か(資材が大量に余る可能性はないか)
  • 広告を行おうとしている商品の売上のうち一部を森林保全にあてるなど、コーズリレーテッドマーケティング(寄付つき商品によって生活者の共感を得ることで全体の売上を伸ばすマーケティング手法)による環境への貢献はできないか

実際に、ポスターやチラシなどの紙媒体を使用する場合は、まず、自社にグリーン購入のガイドラインがあるかどうかを確認し、それに従って用紙やインクを選定するのが良いでしょう。
もし、自社にガイドラインがない場合は、以下のようなガイドラインが参考になります。

「印刷・情報用紙」購入ガイドライン(グリーン購入ネットワーク)
http://www.gpn.jp/press_release/press_release_paper_gl0905/gpn-gl1_2009.pdf

古紙パルプの使用などの原料面のほか、白色度や表面のコーティングの量、漂白方法、リサイクルのしやすさなどの品質面、事業者そのものの取り組み評価など、多面的に評価しています。

コピー用紙の総合評価指標(グリーン購入法)
http://www.env.go.jp/policy/hozen/green/g-law/archive/bp/cp_h20.html

グリーン購入法基本方針の変更に伴って2009年度に導入された上記の指標を判断基準とするのも良いでしょう。古紙配合率、間伐材や森林認証材など環境に配慮した木材の配合率、白色度、坪量の各項目において、環境への負荷を与える度合いを点数化し、その製品の環境負荷のレベルを判断できるようにしています。

また、広告宣伝の際には大量の印刷に適した「オフセット印刷」を使う可能性が高いと思うのですが、これについてもグリーン購入ネットワークがガイドラインを出しています。

「オフセット印刷サービス」発注ガイドライン
http://www.gpn.jp/select/guidlines/printing1.html

印刷物の仕様等についての事項と、発注先の事業者選定にあたって考慮すべき事項の2部で構成されています。前者は、インキ、表面加工、製本やその他の加工、印刷物への情報表示などの仕様について書かれてあります。後者は、環境マネジメントシステムの有無や印刷会社として取り組むべき項目が網羅的に書かれてあり、事業者そのものの選定基準として使えます。

参考:水なし印刷について
また、近年知られてきた環境配慮型の印刷方法として、「水なし印刷」があります。これは、有害物質を含む「湿し水」を使わなくて済むように版表面にシリコンゴム層を使うもので、バタフライロゴ(水なし印刷の印刷物であることを示す蝶々のロゴ)とともに普及が進んでいます。

なお、広告宣伝の環境配慮に関しては、ポスターやチラシ、使用した販促品などのリユース・リサイクルも大切です。
ただし、企業のロゴなどが入ったものについては、社員や処理委託先の手によってインターネットオークションなどで転売されるといった事件も発生しており、横流しリスク低減のためのマニュアル整備や教育、機能破壊などの対策を講じることが望ましいでしょう。

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