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環境業務Q&A

「クラウド・コンピューティング」が、企業にとって環境負荷の低減に役立つと聞いたのですが、これはどのようなものですか?

photo by f.watanabe

「クラウド・コンピューティング」とは、データの処理や保管を、自社で保有・管理しているコンピュータではなく、ネットワークを通じて行うサービスの総称です。(ちなみに、「クラウド」とは雲のことであり、ネットワークのつながりを表現しています)

データを処理・保管するための自社サーバの購入や運用コストなどの人件費がほとんど不要になること、一から自前でシステムを作り上げるよりも、提供されるサービスを活用し短期間でシステム構築できることなどが理由で、急速に市場が拡大しています。日本政府も、クラウドを経済成長につながるIT産業の基盤と位置付けています。

しかし一方で、クラウド・コンピューティングの普及が進めば、データを保管するデータセンターでの消費電力の増加が懸念されています。

経済産業省は2008年9月9日に発表した「新経済成長戦略」の改訂の中で、「グリーン・クラウド・コンピューティング」の技術開発に取り組むことを発表しました。以下、その内容を一部抜粋します。

日本が誇るエレクトロニクス・省エネ技術やネットワークIT技術の革新と活用により、生産・流通プロセス等の効率化、数百台以上の大規模なコンピュータ集積に対して、革新的省エネを実現する「グリーン・クラウド・コンピューティング」の技術開発に取り組むとしている。
(参考:http://www.meti.go.jp/press/20080909005/20080909005.htmlより)

「グリーン・クラウド・コンピューティング」とは、業務の効率化と省エネルギー化によって、それぞれ環境負荷の低減を実現しようというものです。

企業は「クラウド」を活用することで、設備や人員・コストなどの問題でこれまで効率化できなかった部分も含め、業務全体の効率化が期待できます。それは環境負荷の低減だけでなく、業務フローの標準化や、短縮できた業務時間で別のことに取組むといったメリットも期待できます。これを生産・流通などのみならず、環境に直結する業務で実現できれば、さらなる環境負荷の低減が期待できます。

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