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ゼロエミッションを達成、維持するポイントは何ですか?

ゼロエミッションを達成、維持するには、まず「自社発生品(アミタグループでは廃棄物を「発生品」と呼んでいます)」の情報把握が重要です。その上で、何にリサイクル出来るのか、ユーザーは誰なのか、用途と委託先を検討しマッチングを行うことになります。

リサイクル検討のための3つのステップ

基本的な検討フローとしては以下の通りとなります。

Step1:自社発生品の情報把握(例)
  • 廃棄物情報データシート(WDS)
  • 溶出分析(産業廃棄物か特別管理産業廃棄物かの把握)
  • 含有分析(含有成分の把握)
  • 発生工程フロー 等
Step2:リサイクル業者の探索
  • 既存処理会社(収集・運搬)からの紹介
  • インターネット検索 ※優良さんぱいナビ、産廃情報ネット等
  • 新規処理会社からの売り込み情報
  • 調査会社に調査を委託
Step3:現地視察、委託先の信用調査、契約
  • 委託リスクの低減、信用調査
ゼロエミッション維持のポイント

既に達成しているゼロエミッションを維持していくためのポイントは、以下が挙げられます。

  • リサイクル業者と成分等の規格値を取り決め、分別ルール等を遵守する
  • 市場価格(金属相場、燃料相場等変動要因)の把握をする
  • 定期的に複数の業者から相見積を取り、委託先のルート複線化をしておく
  • 業種の複線化をおこない、業界リスクや季節性変動を回避する 
  • 新規の処理業者や、新しい技術の情報を積極的に集める

実際にリサイクルが改善されるケースを例示します。

rcycle_tabei1-1.jpg

図1-1は処理先が、農業関係の処理で以下のような特徴がありました。

  • 受入に季節変動あった
  • 震災直後は業界全体が放射能の影響を受け、受け入れが困難になった

よって、図1-2のように複線化することでリサイクルシステムが安定します。

rcycle_tabei1-2.jpg

後は以下のポイントに気をつけて図2のように複数の方法で、安定的なリサイクルを維持していきましょう。

  • 処理先との日々のやりとりや現地確認時に、処理後の最終処分先や製品売却先の動向を確認する
  • 処理先ごとの受入量、処理量の時期的な増減、変動要因を分散させる
  • 処理方法(業態)のベストミックスにより、安定的な処理委託を実現する
130312_rcycle_tabei2-2.jpg
関連情報
執筆者プロフィール
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田部井 進一 (たべい しんいち)
アミタ株式会社 
関東営業チーム チームリーダー

関東エリアに所在する企業の廃棄物リサイクルコンサルティング営業に携わり、廃棄物リサイクル、環境コンプライアンス、再資源化の市場調査からCSR、環境コンサルティングまで、あらゆる場面で、幅広い顧客へのソリューションを提供している。

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