OECM
OECM(Other Effective Area-based Conservation Measures)は、国立公園などの正式な保護区ではないものの、生物多様性保全に実質的な効果を持つ地域を指す国際的な枠組みである。日本では、こうした地域を国が認定する仕組みを「自然共生サイト」と呼び、認定地のうち保護区と重複しないエリアがOECMとして国際データベースに登録される。
農地や森林、企業の敷地など多様な土地利用下において、保全が主目的でなくとも、結果として生態系や希少種の保護に寄与していることが評価対象となる。地域社会の生活や産業活動と両立しながら生物多様性を維持する点で画期的であり、OECMと自然共生サイトは、保護区だけではカバーしきれない生物多様性のホットスポットや身近な自然を補完する重要な役割を果たす。
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