ある廃棄物が、塩素が高くてセメントリサイクルできないといわれました。一体なぜでしょう? 
2008/10/27 更新
それは、廃棄物の成分の中に塩素が多いと、セメントが金属腐食を起こしてしまい、鉄筋の強度低下など、悪影響を与えてしまうためです。
セメントの品質に影響を与えてしまうものを忌避物質といいます。セメント産業と言えば、廃棄物のリサイクル先として非常にメジャーな存在ですが、忌避物質にはどのようなものがあるのか、どのような影響が出るのか、ご存知でない方も多いのではないでしょうか。
そこで、忌避物質の一部と、その影響についてご紹介します。
| 忌避物質 | 影響 |
| Cl | 金属腐食を起こし、鉄筋の強度を低下させる |
| Na・K・Clなど | キルン・プレヒーター内で積層する |
| F・Ni・Coなど | セメントが変色する |
| Vなど | セメント製造プラントを腐食する |
廃棄物に忌避物質が入っていると、セメントの品質だけでなく、製造工程、プラントにも影響があります。処理費には、どうしても影響を受けてしまう設備の修理費用の分も入っているのです。
セメント会社は立地によって受入れ基準などが違うので、セメント協会のWebページなどで基礎知識を身に付け、現地確認などの機会に担当者の方との話題にしてみましょう。知識の充実が、受け入れ先との関係改善や、再資源化の選択肢を増やすことにつながります。
また、アミタではセメント会社をはじめ、他の処理施設では取り扱えない廃棄物でも、独自の「調合」という技術により、安定的に再資源化しています(お問合せをいただいてから、受入可否を判断します)。リサイクルできないとお困りの廃棄物がありましたら、お気軽にこちらまでお問い合わせください。













