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廃棄物処理委託先の再検討をしたいです。委託先選定の注意点はなんですか? 初心者向け

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法令遵守や現状委託先との関係性等を考慮しつつも、客観的かつ総合的な視点で複数委託先とコミュニケーションをとりながら再検討していくことをお勧めします。

産業廃棄物の処理委託先選定のポイント

ポイントはいくつかありますが、ここでは具体的なポイントを3点挙げます。

  1. 委託先の複数化
    現状委託先が複数ない場合は一般的な市場価格よりも高い処理費で取り引きしている可能性がありますので複数検討することが大切です。とくに、処理方法によって各地区で処理費の相場価格がある程度把握できますので、複数の委託先とコミュニケーションを取りながら検討を進めるとよいでしょう。 また、複数委託先を持つことは災害や事故、定期修理等で処理委託先が受入停止する際のリスク対策になります。中には全国展開している委託先でなければ取り引きしないという徹底したリスク管理を行っている企業もあります。
    ▼参考記事:
    廃棄物リスク低減のために、処理先の複線化をする際のポイントは何ですか?

  2. トータルコストの最適化
    処理委託費が安くても、委託先が遠方である場合は運搬費が高くなり、トータルコストが高くなってしまう場合があります。よって近隣に委託することが好ましいです。ただし、遠方でも大型運搬車の帰り便や小口回収等を活用することでコスト削減に対応できる場合もあります。例えば、小口回収を利用することにより一般的な運搬費の半額以下で取り引きできるケースもあります。 また、JR貨物や内航船等にモーダルシフトすることにより、リーズナブルになるだけではなく、CO2削減にも寄与することもあります。
    ▼参考記事
    少量の廃棄物、手間とコストを掛けずに「埋め立て」から「マテリアルリサイクル」へ変更できませんか?

  3. 将来リスクの顕在化
    日々のコミュニケーションや現地確認等により処理方法や最終処分先等をよく確認することが大切です。 処理方法により、定期修理の有無を確認し、定期修理時期をあらかじめ押えることや最終ユーザーの製品数量や受入可能数量等の見込みを押えることが大切です。 とくに、埋め立てのように先々に受入終了時期が来る最終処分の場合は、考慮した方が良いです。
    ▼参考記事
    リサイクルを進めたいのですが、受入基準やコストの兼合いから現在一部の廃棄物については埋め立てを行っています。埋め立てにおけるリスクはどのようなことがありますか?

また、さんぱいくんおよび優良さんぱいナビにて委託先検索をすることも可能です。

関連情報
【執筆者プロフィール】
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河野 公彦 (かわの きみひこ)
アミタ株式会社
プロジェクト推進グループ プロジェクト推進チーム

アミタに合流後、営業、IR、財務経理そして地域資源事業系の新規事業に携わる。その後、関東地区や北海道・東北地区の地上資源営業を経て新規PJ推進を担当。 直近では、分離技術によるリユースのための新規設備導入提案、省エネルギーや創エネルギー提案、未利用設備の活用支援等を行っている。

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