デンマークからのラブコール「循環ビジネスを検証しに来て!」|オシンテックのやさしい循環経済コラム

オシンテックのやさしい循環経済コラム

オシント(OSINT:Open Source Intelligence)とは、インターネットや刊行物など一般に公開されている情報源からデータを収集・分析し、有用な知見(インテリジェンス)を得る手法です。
「オシンテックのやさしい循環経済コラム」では、サーキュラーエコノミーに関する世界の様々な公開情報・ニュースをもとに、「情報を読み解く」ことの大切さや有用性を、やわらかく・やさしくお伝えすることを目指しています。

Characters

おしんちゃん

オシンちゃん

テリ爺の雑貨店で働きながら、Open Source Intelligence(オシント)を学ぶ女の子。

てりじい

テリ爺

オシンちゃんのインテリジェンス力を鍛える謎のお爺ちゃん。世界中を飛び回り、集めた雑貨を売る「テリーの店」を経営している。

オシンちゃん

あれー、おじいちゃん。去年買ったセーターに穴が空いてる~。

テリ爺

1度しか着ておらんのに!なんともったいない!!

オシンちゃん

穴あきじゃ、古着屋さんも引き取ってくれないし・・・

テリ爺

そうじゃのお。イタリアあたりは、ウールの再生はかなり多いが日本は少ないからの。

オシンちゃん

へぇ!そうなの?

テリ爺

伝統的な動きだけじゃのぉて、そうした動きは制度的にも広まっておるんじゃ。EUのテキスタイル規制(Waste Framework Directive改正)で、2025年から使用済みテキスタイルの分別回収はすでに義務化されておる。

オシンちゃん

かき集めた素材はちゃんと使われるのかしら・・・

テリ爺

いい観点じゃ。テキスタイル分野は素材が複雑でかなり再生が難しい。実際問題、繊維として再生されているのは1%未満しかない。

オシンちゃん

ビジネスが成立すればいいのになぁ。

テリ爺

ビジネスをいきなり成功させるのは難しいが、その実験をさせてくれる場はあるぞ。循環ビジネスのテストベッドとして有名なのは、オランダやフィンランド、スウェーデン、そして、最近目立ってきたのがデンマークじゃ。ほれ、これをみてみい。
https://investindk.com/insights/denmark-and-the-new-era-of-producer-responsibility

オシンちゃん

(記事を読みながら)ほんとだ~「規制をチャンスに変える準備はできていますか」だって!デンマークの外務省はこんなふうに外国企業に事業支援を呼び掛けるんだね。

テリ爺

デジタル技術はどんどん進化しておるから、素材のトラッキングやAIでの分離なども実現するじゃろう。そうしたソリューションを早めに手掛ける企業はこれから成長が期待できるのじゃ。

オシンちゃん

常識はどんどん変わっていってるんだね!

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執筆者プロフィール(執筆時点)

おだ かずえ

小田 一枝

株式会社オシンテック

RuleWatcher取得のフレッシュなデータをもとに、政策一次情報からの洞察を楽しく伝える。主催する月次勉強会(オシンといっしょ!)も人気。社会人向け講座では、主に国際情勢の読み解きを担当。金融・経済から環境・人権分野まで、横断することで得られる「見立て」の大切さを説いている。​

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