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CO2削減の「総量目標」と「原単位目標」、どう使い分ければ良いのでしょうか?

企業のCO2削減目標として現在重要視されてきているのは「総量目標」です。ただし、急激な増産や減産などがある場合は「原単位目標」が目標として妥当といえます。

原単位目標とは

「原単位目標」とは、生産物の1単位(車1台、時計1つ、等)を生産するにあたり排出するCO2の量を削減する目標です。 「総量目標」とは、工場や企業が全体で実際に消費したエネルギー量や、排出したCO2の総量を削減する目標です。

原単位目標は、生産物1単位ごとの排出量が削減されたとしても、生産物数が増加すれば、全体で排出されるCO2の量は増加してしまいます。総量目標は、より厳しい目標ですが、排出されるCO2の量を全体で把握し、生産活動の環境面での効率を管理できます。このような理由で、企業がCO2削減に取り組むために重要なのは総量目標であるという見方が多くなっています。京都議定書で採用されている削減目標も、総量目標です。

ただし、原単位目標では、生産量の発展を阻害することなくCO2の排出を抑制できるという利点があります。そのため、生産量の急増している業種では原単位目標を採用する場合が多いのが、現在の傾向です。また、急激な減産が行われた場合なども、CO2の排出量は自動的に減少しますので、総量目標が目標として妥当だとされない可能性があります。

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