
アミタとハーチ、2社に共通する合言葉は「サーキュラー(循環)」。Webメディアでありながら、自治体事業支援や共創プロジェクト創出等へも事業を拡げ、循環型社会実現を独自の角度からズンズン推進するハーチはまさにサーキュラーの申し子!
しまうまフレンド四組目は、メディアの力で世界を幸せにする、ハーチ株式会社代表の加藤 佑さん。レッツ!しまうまトーク!
アミタホールディングス代表・末次貴英と外部有識者の対談シリーズです。コラムの詳細はこちら
目次
- サーキュラーは突然に
- 異業種へアーチ(橋)をかける企業の起源
- 一人一人がメディア
- 循環者になれ!
- 人生の割り算
- エコシステム経営
- 「競争」はやめて「共創」する
異業種へアーチ(橋)をかける企業の起源
末次
もともとハーチさんて、僕の中では謎が多くて興味深々だったんです。Webメディアなのにスタートアップの支援をしていたり、異業種の企業と協業で事業をされていたり、いったい何者なんだろうと。今日は、ハーチさんの経営ビジョンとか、どういった経緯で今の事業になったのかとか、お聞きしたいなと思います。そんなにパチッとおっしゃらなくても良いんですけど。

加藤氏
パチッとは言い切れないかもしれませんが(笑)
僕は創業当初から、全員が、自分らしさや自分の得意なこと、好きなことを通じて、誰かの役に立っていると実感できることが一番の幸せなんじゃないかなと思っているんです。だから、それを誰もが実現できるような社会を作りたいという考えがベースとしてあります。
一人一人が本当に表現したいことができる社会を作るために、僕たちは何をすればよいのか。常に問いを立てつづけ、できることをやってみよう、という足跡が今の事業なんです。
今は循環型社会の実現にスタートアップが必要だと考え、スタートアップ創業のサポートもさせていただいていますが、2年後には状況も変わっているかもしれません。「今、より良い社会をつくるためには何が必要か」にフォーカスしていて、そこをずっと考えて悩みながらやっていく、そのプロセスを最後に楽しかったねって思えるようにしたい、というか。
末次
なるほど。ハーチという会社名、すごくかわいいなと僕初めに思ったんですけど。今伺った会社の理念と関係があるんでしょうか。
加藤氏
そうですね。ハーチという社名は、アルファベットで書くと「Harch」なんですが、人のココロ(Heart)とココロをつなぐ架け橋(Arch)のような存在になること、という想いが込められた造語です。事業としては、人の心を動かすメディアやコンテンツづくりを通じて、新たな出会いを生み出していくことを行っています。
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ハーチって造語だったんですね!僕の子どものころのアニメに「みつばちハッチ」ていうのがあって。てっきりそっちかと、いやまぁそれは置いといて(笑)
メディアにもいろいろあると思うんですが、加藤さんがぐっとサステナビリティの分野にフォーカスし始めたのには、なにかきっかけがあったんですか。
加藤氏
今のような事業のきっかけとなっているのは、大学生のときの出来事ですね。
当時、大学1年生で、浮かれていろいろおしゃれとかしてたんです(笑)ある日、一目惚れするような服を見つけ、ちょっと高かったんですけど、奮発して買ったんです。その後いろいろホームページとか調べたら、そのブランドが洋服のデザインとしてすごくかっこよく「戦争をやめよう」といったソーシャルなメッセージを伝えていたんです。ファッションをメディア化して社会的なメッセージを発信するという、こんな伝え方があるのかと思いました。自分も将来は社会問題をかっこよく伝えるようなことをやりたいな、と思ったのがきっかけですね。
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ファッションを見たときに、それをメディアと認識した点がユニーク!!目に見えるものから情報に視点を移すということですね。あ、でもそこはちょっと僕らも似た部分があるかなと思います。
例えば卵の殻。普通の人は、卵の殻ですと言ったら “ごみ”と認識するんですけど、僕らは卵の殻にはカルシウムがたくさん溜まっているので、乾燥させて粉々にしたら良質なカルシウム原料になるな、と認識するんですね。僕らの仕事は、情報をどういう風に切り取るかとか、情報の加工編集だと思ってるんですよ。
加藤氏
一見全然違う廃棄物と資源も、元素レベルで見れば同じだったと。まさにそれ。捉え方を変えるというのは、すごく大事だと思っています。例えば経済も、何かカタチがあって目に見えるものではなくて、ある種、集団的な幻想じゃないですか。社会もそうですよね。みんなでイマジネーションについて議論しているので、その頭の中のイマジネーションを変える、ものの見方を変えることがやはりすごく大事。
一人一人がメディア

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アミタには、「What is Value?」 というコーポレートメッセージがあるんですよね。価値とは何かということを定義し直す。これはハーチさんにも通じると思うんです。何が本当の価値か。「資源」というのか「ごみ」というのかは、情報をどう見るかによって変わりますよね。おっしゃるように、想像力と洞察力で何でも変わるこの世界だと思います。
その情報を伝えるメディアの立ち位置については、なにか思われることはありますか。
加藤氏
ハーチは、自分たちが価値があると思っていることや、本当にやりたいことを表現する、表現企業を目指しているんですよ(笑)僕らはさっきお伝えしたみたいに、ものの見方を変えるのがミッションそのものとも言えますね。世界ともう一度出会い直すとか、地域と出会い直すとか、人と出会い直すとも言える。社会を良くするって言っちゃうと、今の社会がすごく悪いことになるし、そういう前提が必要になってしまう。ハーチに限らず、世の中の一人一人がメディアで、ファッションとか生き方を通じて、世の中に対して何かを表現しているのだから、それを邪魔するとか、良い悪いをジャッジすることはしたくないと思っています。それもあって「社会を『もっと』良くする」という表現をしています。今の社会も良いけど「もっと」良くできるよね、というスタンスで、見方を変える媒介者がメディアだと思っています。
例えば、人間はインプットしていない言葉は話せないわけですから、強い言葉を使う人がいるとしたら、たぶんそういう言葉を浴びているからアウトプットされているだけだと思うんです。だとしたら、自分たちが大量にポジティブなインプットをすれば、ポジティブなアウトプットが増えるんじゃないかとシンプルに思いますね。ものすごくシンプルなメディア機能を果たすことが、すごく大事だなと思っています...
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