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コラム

四拍子そろった環境新聞を情報収集に重宝しています 初心者向け環境新聞のココがいい!

『環境新聞 春の購読キャンペーン<終了しました>』特別記事として、環境新聞の読者がどのように業務に利用しているか、「環境新聞のココがいい!」を聞きました。初回はアミタの堀口です。

第一回 紹介者(執筆時点)

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堀口 昌澄
株式会社アミタ持続可能経済研究所 ソリューションチーム
主席コンサルタント(行政書士)

環境関連法を広く網羅した「非公開情報」を提供

皆さんは、環境関連法の動向についてどのように情報をキャッチしていますか?確定した情報であれば、原則公開されますので官報、環境省ホームページの新着情報、業界団体からの情報、そして業界紙に注意を払っていればそれなりに把握できるはずです。

では、確定していないこと、例えばあるテーマについての議論の方向性や方針、環境省等で特に公表はしていない今後の予定等の「非公開情報」はどうでしょうか。方法として考えられることは、業界活動の中で入手できる情報や、パブリックコメント、国の審議会等の傍聴や議事録(公表まで時間がかかりますが)の確認などの方法はあると思いますが、これらはいずれも積極的に情報を取りに行かなければなりません。

では、通常業務を行いながら待ちの姿勢で「非公開情報」を取り込むためにはどうしたら良いでしょうか。答えは簡単です、誰かに情報を持ってきてもらうのです。問題は、誰に、どんな情報を持ってきてもらうか、です。そこで、私が現在最も重宝しているのが、環境新聞です。

堀口から見た「環境新聞のココがいい」

1.ネタ
審議会や委員会で重要な話があれば紹介記事が出ますし、改正点についての問題点や業界からの不満があれば取り上げてくれます。重要な裁判の判決(大体廃棄物ですが)があれば、細かい法律関係についても解説しています。

定期的に国に取材しているそうですので「そんな話、どこに出ているの?」というネタがしょっちゅう出てきます。最近では、今国会で環境省が提出する予定の法律や、千葉の最終処分場の許可の係争の顛末などのネタがありました。

2.編集力
当然ですが、分かりやすく解説してくれます。条文が羅列されていてどこを読んだら良いのか分からない、過去の経緯を知らないと意味が分からない、ということがないように配慮されています。

3.網羅性
本当にどこまで網羅性があるのかは、私に分かるはずもありませんが、注目度の高い分野についてはかなり幅広く扱われているという印象です。近く紙面構成を変更されるそうですので、どうなるか楽しみです。

4.速報性
週刊の新聞です。ネットほどではありませんが、信頼が置ける情報が月刊誌より速やかに得られます。

5.その他
他にも業界紙がありますが、環境新聞はその名のとおり環境全般を対象にしていますし、なにより法律や政策に強いです。

改正された最終的な結果が分かればそれでいい、という方も多いかもしれません。しかし民主主義というのは、政策の策定に国民の声を反映するプロセスだと思います。議論の行方に目を光らせ、必要に応じて発言するのが大人の責任だと思います。特に、環境の仕事に携わる人の将来世代への責任は重いというべきでしょう。幅広く情報を集めて、ブログでも、Facbookでも、パブコメでもいいので、発言しましょう。

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1965年創刊の『環境新聞』は、ビジネスの根幹にある環境経営を見据え、資源循環やRe(再生)ビジネスの視点で様々な情報をお届けする環境総合専門紙です。一般紙では取り上げられないけれども、環境業務の実務を進める上では大切な情報をいち早くお届します。

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