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Q&A

ゼロエミッションに向けた取り組みがマンネリ化しています。より質の高いゼロエミを目指すためのポイントはありますか?

ゼロエミッションを達成したら、以下のような視点で、改善を行っていくことができます。

ゼロエミッションの継続性
経営状態がより安定したリサイクル会社を選ぶこと、リサイクルルートの複線化によって受け入れ停止などのリスクを低減すること等で、ゼロエミッションの継続性をより確実にすることができます。また、処理先のリサイクル商品が長期的に見て持続可能な市場を持っているかどうかを見極めることも重要です。

リサイクル方法の改善
リサイクルの中身、つまりどのようなリサイクル方法で処理されているのかを確認し、優先順位の高いリサイクル方法の割合を引き上げるといった取り組みが考えられます。一般的には、95%~100%のリサイクル率で「ゼロエミッション達成」とし、その中でマテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル、サーマルリサイクルという優先順位をつけている企業が多いようです。

サイクルに要する輸送距離やエネルギーの低減
リサイクルを実現するために長距離輸送をしたり、過剰なエネルギーをかけてリサイクルすることが、環境負荷の低減に繋がるのかどうかは、改めて検討したいところです。本来であればLCA(ライフサイクルアセスメント)を実施するのが望ましいのですが、少なくともエネルギー消費と、資源消費のバランスを考慮する姿勢で取り組みを検証したいものです。実際に、廃棄物の輸送距離をリサイクルの評価指標として取り上げている企業もあります。これは、省エネ・コスト削減にも繋がります。

営業所や倉庫など、工場以外から排出される廃棄物への取り組み
工場から排出される廃棄物のゼロエミッションで満足している場合もありますが、営業所や倉庫での廃棄物処理・管理の高度化も重要です。最近は、期限切れで廃棄予定だった商品や不要となった販促品などが、適正に処理されずに横流しされ、インターネットオークションなどで転売される事件も発生しています。中には、オークション経由で購入した消費者からメーカーにクレームが入るケースも発生しており、注意が必要です。

ゼロエミッションは、様々な視点から検証することが必要です。達成するだけでなく、継続・改善を通して、より環境負荷やコスト・リスクの低い状態を実現しましょう。

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