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廃棄物管理研修を実施する際、より効果を上げるポイントは何ですか?

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前回は、廃棄物管理教育の企画や対象者、手法、講師選定のポイントを解説しました。(前回記事はこちらをご覧下さい。)
今回は廃棄物管理研修の効果を上げる3つのポイントについて紹介します。

※本記事は、2013年に執筆された記事を加筆・修正しています。

目次

より現場に近いリアリティのある内容を盛り込む
  1. 他社事例を盛り込む
    受講者の興味喚起にとても良いのは他社事例含む具体的な事例です。例えば、廃棄物処理管理においては、他社がどのように管理しているか、不法投棄や委託基準違反の新聞・ニュースの報道事例では、どのような損害があったかを取り上げることで、受講者は日々の仕事と紐付けて聞く事ができます。外部講師にお願いするメリットは他社事例の豊富さ、またいくつか自分で手がけた改善事例もあり、話が具体的である点です。

  2. 演習・ワークショップの導入
    終日座学で実施するのではなく、五感を使った教育にするとより効果的でしょう。ケーススタディやロールプレイング、対話形式等参加型のワークを入れると良いでしょう。講師が受講者を指名し、クイズに回答してもらうことは良い緊張感が生まれますし、受講者同士が対話しながら共通の問題に対しての解答を考えることは記憶に残りやすいでしょう。

  3. 実地研修・模擬体験を行う
    廃棄物管理に関する研修でしたら、施設見学を実施し、実際に擬似現地確認を行うことも効果的です。また、社内のある1工場をピックアップし、その工場の廃棄物管理状況(置場の状況、契約書・許可証・マニフェストの管理状況等)を参加者全員でチェックするような、内部監査員養成教育等を実施することも効果的です。

このようにリアリティのあるカリキュラムを準備しましょう。

円滑な情報交換ができる社内の関係性構築

本社主導で全社的な教育を行う場合は、定期的な環境部会等、全拠点の環境担当者が集まる機会に合わせて実施することをお勧めします。コスト削減が求められる昨今、各現場の方も教育のためだけに出張するのは難しいでしょう。1度の機会で会議も教育も済ませてしまう方法が効率的です。その際は、可能であれば1泊2日の予定で組み、夜は担当者同士で懇親会を開き、日頃の悩みや苦労を共有することで、横の繋がりを生み、事例や教育ノウハウの共有が円滑になります。

最近はテレビ会議で実施する、もしくは本社担当者が内部監査等の関係で工場に訪問した際に実施する等工夫をしているケースも見られます。

廃棄物管理教育は社員一丸となっての対応

参加者には他人事ではなく、当事者意識を醸成してもらう必要があります。廃棄物管理は個人のミスが大きなリスクにつながることがあります。まずは、企画側が、そして受講後には受講者全員が自らの仕事の重要性を認識しなければ「教育を実施すること、受講することが目的」となってしまい、効果は薄れてしまいます。

廃棄物管理業務は社員一人一人がしっかりと法律や業務の本質を理解し、全社一丸となって対応しなければリスクは低減しないことを実感してもらいましょう。こうすることで、教育への取り組み方は変わってきます。

教育企画に悩まれている方、あるいはある程度進んで新しい企画を模索されている方は改めて3つのポイントを踏まえて見直してはいかがでしょうか。

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