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セメントリサイクルを検討しているのですが、セメントリサイクルの現状をおしえていただけませんか?

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産業廃棄物をセメント原料としてリサイクルすることは、一般によく知られるようになりました。
セメント会社が業界全体でリサイクルしている産業廃棄物は2012年度で2,852万tとなっています。一年間に約4億t発生する産業廃棄物の中で再生利用されている数量は約50%ですから、再生利用分のうち14%ほどはセメントとして使われていることになります。
▼参考情報
セメント協会:廃棄物・副産物の受け入れ状況

なぜ、産業廃棄物をセメント原料として使うのか

産業廃棄物をセメントの原料として使う理由は様々な意味がありますが、大きく以下3つが挙げられます。

1. 成分がセメント原料に近い
セメント成分は、酸化カルシウムやシリカ、アルミナ、酸化鉄といったものが主成分になっており、産業廃棄物を副原料として使用することで、酸化カルシウム源である石灰石やシリカ源である珪石といった天然資源利用を減少させられる。

2. 定期的に同じ性状のものが大量に排出されることが多い。
大量に排出される産業廃棄物で使用する際は安定供給が可能になります。また少量多品種は処理の手間がかかり採算が合わず、成分も不安定になりやすいケースもありますが、忌避成分や必要成分の調整によって、まとめて対応ができる。

3. 廃棄物処理で社会へ貢献できる
現在、最終処分場の減少や、新規処分場設置の際の住民同意等があり、産業廃棄物の処理は様々な問題があります。しかし、既存のセメント生産工場で原料として利用することで、大量に安定・安全なリサイクルが可能になります。

▼関連リンク
環境省:産業廃棄物処理施設の設置、産業廃棄物処理業の許可等に関する状況(平成23年度実績)について(お知らせ)

セメントメーカー各社が、設備投資や研究を重ねた結果、現在は産業廃棄物を安全かつ安定的に活用しています。

セメント生産と社会貢献

近年セメントは国内景気の低迷等が原因で使用量が大きく落ち込んでおり、年々生産量が減少していく傾向にあります。海外、特に中国での生産量が大きく世界中に影響を与えていました。ところが2年ほど前から中国国内でも過剰供給の状態に陥り、制限されるようになってきています。日本国内では2011年の東日本大震災からの復興需要、また東京オリンピック開催が決定したこともあり、今後生産量が増えて明るい兆しが見えています。

2011年に東北地方は大きな震災に遭いました。
発生した災害廃棄物は市町村が持つ焼却施設や処分場では処理は間に合わない状況でしたが、その中で近隣のセメント工場は災害廃棄物の処理受け入れなどで多大な貢献をしています。このようにセメント会社にはセメント製造を行いながら廃棄物のリサイクルを同時に行い、社会への貢献という大きな役割があるのです。
2013年 セメントリサイクルに関するアンケート結果(アミタグループ調べ)


担当者の声:住友大阪セメント株式会社 総合的なソリューションサービスを提供されているところに特徴を感じます

担当者の声:株式会社トクヤマ 会社対会社で一緒に試行錯誤させてもらえるパートナーさんは珍しいです



アミタとセメントリサイクルの関わり

アミタは受け入れた廃棄物は、セメント原燃料製造等で100%すべて安全、安定的に再資源化します。アミタではこれまで、約300か所の外部ネットワークと5つの製造所を活用し、35年以上にわたって、4,000種類を超える発生品を再資源化してきた実績がありますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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執筆者プロフィール
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浅井 良樹
アミタホールディングス株式会社
コミュニケーション戦略グループ ITチーム

アミタ合流後、製造所の安全、環境、生産技術改善、ISO14001の運営管理等を中心に従事。その後、気仙沼処理区のアミタ・ユーワJVメンバーとして、災害廃棄物処理に携わる。現在は「日刊おしえて!アミタさん」や「おしえて!アミタさんメルマガ」の運営管理を通じて廃棄物管理やリサイクル、CSR全般を日々勉強中。

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