-
特別産業廃棄物排出事業者は帳簿を管理しないといけない?
時折「特管産廃排出事業所に帳簿は要るのですか?」という質問を受けることがあります。 まず、結論から述べますと「帳簿を使って管理するのがよいでしょう」。 廃棄物処理法の第12条の2第14項と省令第8条の5では「備え付け義務」と「保存義務」を規定しています。ただ、その解釈・運用には少し複雑なところがあります。 平成22年の法令改正により、事業者に義務づけられてい...
- #廃棄物管理
-
紛争鉱物とは?コンフリクトフリーと併せて、わかりやすく解説
WEBサイトや書籍で目にする「紛争鉱物」という言葉は、複数の意味で用いられており、やや混乱を招きます。今回は厳密なところから、その意味を確認します。 「紛争鉱物」の定義 紛争鉱物に関わる規制を定めた、アメリカのドット・フランク法では、以下のように「紛争鉱物」を定義しています。 (A)コロンバイトタンタライト(Tantal:タンタルの鉱石)、錫石(Tin:錫の...
- #サステナビリティ
-
専ら再生業者(専ら業者)と再生登録業者|専ら再生業者と再生登録業者を学ぶ(後編)
前編で解説した 「1.古物商」・「2.金属くず商」に続き、 専ら再生業者、再生登録業者についてご紹介します。 3.専ら再生業者 このような状況の中で、廃棄物を取り扱うルールが大きく変わりました。昭和45年にそれまでの清掃法に替わり、廃棄物処理法が成立施行されることになりました。 この昭和45年の時点で、極めて「中途半端」な状況のものが「鉄くず」を代表とする「...
- #廃棄物の種類
-
金属くず商と古物商の違い|専ら再生業者と再生登録業者を学ぶ(前編)
廃棄物処理法で登場するのは「専ら再生業者」(専ら業者)と「再生登録業者」(廃棄物再生事業者)ですが、その関連で説明します。 「古物商」と「金属くず商」は、専門外なので、一般常識程度の話になる部分もありますが、ご了解ください。 1.古物商 まず、古物商(こぶつしょう)は、古物営業法に規定される古物(中古品および転売を目的とした新品)を、業として売買または交換す...
- #廃棄物管理
-
産業廃棄物の県外処理に係る事前協議とは何ですか?
産業廃棄物の越境委託に係る事前協議とは、都道府県境を越えて処理する場合に関係自治体と協議を行うことや届け出をする制度を言います。 この事前協議には全国統一でのルールや規定がないことが特徴で、都道府県や政令市、各自治体での違いが多くあり、条例による規定や指導要綱によって制度内容が定められています。特に条例で事前協議実施を義務化している場合は、罰則がありますので...
- #廃棄物管理
-
逆有償|産業廃棄物を有価で売却するのですが、その代金よりも輸送費の方が高くなってしまいました。この場合、廃棄物処理法は適用されるのでしょうか?
(※ 本記事は2013年8月6日の記事をもとに、2015年5月26日現在のものに更新しています。)「売れているから廃棄物ではない」と安易に判断してしまうと、廃棄物処理法に違反してしまうリスクがあります。手元マイナス(売却できるが運賃のほうが高い)による逆有償について、おさらいしましょう。 参考情報逆有償の判断事例に関しては「逆有償の取引には、廃棄物処理法が適...
- #廃棄物管理
-
ISO14001の順守義務|要求事項と追加要求事項
前編では、ISO14001の規格改定のポイントを整理するとともに、次期ISO14001では特に「順守義務」に注目したいと述べてきました。今回はその「順守義務」についてさらに踏み込んで解説を行います。 「順守義務」重視のISO14001 さて順守義務がなぜ注目かと言えば、やたらこの用語がドラフト版であるDIS(Draft International Stand...
- #規格
-
家電リサイクルのイロハ(後編)
前編では、家電リサイクル法の対象4品目の「通常の」処理ルートをご紹介しましたが、これには例外的な別の「合法」の処理ルートも存在します。また、もちろん、違法な処理ルートもあります。今回はこれらについて、解説します。 家電リサイクル法対象4品目における例外的な処理ルート なぜ、例外的な処理ルートが許されるのでしょうか。その理由は、家電リサイクル法の目的にあります...
-
ISO14001規格改定と順守義務(前編)
大型の規格改定で久しぶりに"ISO業界"が賑わっています。予定通り改定作業が進めば、2015年9月には、世界のISOユーザーの悲願だった(?)、品質と環境の同時発行が実現します。 それ以上に、本改定への関心が高いのは、ISO(国際標準化機構)が、2012年2月に「今後制定される全てのISOマネジメントシステム規格は原則としてMSS共通テキストに従うこと」を決...
-
家電リサイクルのイロハ(前編)
以前、「オフィスのお引越し特集」 「使用済家電製品の廃棄物該当性の判断について」 のコラム記事で、家電リサイクル法について触れますが、質問も多いことから、改めてテーマとして取り上げて解説したいと思います。 家電リサイクル法の対象になるものとは 家電リサイクル法の対象となるのは、テレビ・冷蔵庫・洗濯機・クーラー の4品目(関連する冷凍庫、乾...