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CSR報告書制作会社と上手く付き合うにはどうしたらいいでしょうか?

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"対話"をしながら制作することです。

こんにちは。CSRコンサルタントの安藤光展です。今回は、CSR報告書の制作会社選定のヒントをご紹介します。理想は制作会社と"対話"をしながら制作することですが、そこにはいくつか注意すべき点があります。

制作会社の種類

厳密にどういう形態というものはないのですが、制作会社でもいくつかのカテゴリーに分けられると思います。例えば以下の6つです。

  • 監査法人、IR支援会社
  • 広告会社
  • 印刷会社
  • デザイン会社
  • 経営、環境コンサルティング会社
  • CSRコンサルティング会社

それぞれのカテゴリーで得意領域が異なります。例えば、監査法人系やIR支援会社の場合は、統合報告書やIRを含めたコンサルティングなどは非常に強いでしょうし、広告会社系やデザイン会社系は、デザイン・クオリティが期待でき、CSRブランディングまで色々サポートしてくれるでしょう。

印刷会社系は"ピンキリ"という噂を聞いたことがありますが、制作担当者の方に知識があれば問題ありません。あとCSRコンサルティング系の企業はCSRのロジック構築はもちろんのこと、制作実績も結構ある会社が多い印象があります。

制作会社をコンペで選ぶのが良い悪いというわけではありませんけれど、一番重要なのは、会社ではなく担当者のレベルが高いかどうかかもしれません。特に予算やデザインで会社を選んでしまうと、エース・ディレクター、エース・プランナーがチームメンバーに入らないということもあるようですので...。

会社単位ではなく、担当者単位で確認を

Some_rights_reserved_by_pshab.jpgここが難しい所でもあるのですが、CSR報告書は、制作会社ではなく担当者でクオリティが大きく変わります。

「制作実績がある会社だから大丈夫」ということは基本ありえません。会社としての実績があっても、制作実務を担当してくれる人は新人もしくは、ほとんどCSRの知識がない方、という場合も多々あります。会社案内や社内報の"ノリ"で作ろうと思えばできなくはないのですが、CSR報告書は、国際的なガイドラインでの開示を求められており、相応の知識がなければ制作ができません。

面倒かもしれませんが、コンペなどで制作会社を選ぶ場合は、そのプレゼンテーション内容はもちろんのこと、担当者自身の知識や経験について質問をすると、自社に合った人が見つけられるのかもしれません。

加えて条件をつけるならば、ウェブに詳しい担当者が制作チーム内にいるとベストです。CSR報告書は作って終わりではなく、本来は発行してからどのように戦略的PRやステークホルダー・コミュニケーションをするのかがポイントになるはずです。

ウェブサイト(CSRコンテンツ)と冊子の棲み分けやPRロジックなどは、ある程度ウェブを理解している人でないと対応が難しいかもしれません。コンペや初回打合せの時に、担当者のスキルやマインドをしっかり確認することで、制作や制作後のPRなどが間違いなくスムーズに進むことでしょう。

画像:Some rights reserved by pshab

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執筆者プロフィール

mitsunobu002.png安藤 光展(あんどう みつのぶ)氏
CSRコンサルタント

CSRコンサルタント。専門はマーケティング・コミュニケーション。特にCSR最新動向とウェブ・コミュニケーションに詳しい。CSR関連の、研修・コンサルティング・CSR報告書作成アドバイスなどを中心に、執筆活動、社会貢献系メディアの運営支援などの領域で活動中。運営6年目のブログ「CSRのその先へ http://andomitsunobu.net」管理人。著書『この数字で世界経済のことが10倍わかる-経済のモノサシと社会のモノサシ』(技術評論社)ほか。

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