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CSRのWEBサイトのKPI(Key Performance Indicator:重要指標)の設定方法は?

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KPIを設定をするために、まずは自社のホームページで「CSRに関するページがどれぐらい見られているのか。」「CSRレポートが掲載されている場合どれぐらいダウンロードされているのか。」を定期的に測定することを習慣化しましょう。

セミナーや研修の冒頭に「定期的に自社のホームページのアクセス数を調べている方は?」という質問をしています。残念ですが、参加者で手をあげる人はほとんどいない状況です。その理由をお聞きすると「他の業務で忙しくて振り返る時間がない。」「WEBサイトは情報システム部が管理しているので依頼するのがメンドクサイ。」「情報発信は広報部の仕事なので関係ない。」など、ほとんどのご担当者の方は自社の認知度の振り返りをしていない状況です。日々のCSR活動やCSR報告書製作に追われてしまっていてそれどころではないというのが本音ではないでしょうか。まずは、自社のCSR活動を振り返る体制を整えましょう。

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STEP1 現状のサイト状況を把握できる環境を作り出す。

Some_rights_reserved_by_Fukuda_Yasuo.jpg私も「おしえて!アミタさん」サイトをプロデュースした際に、まず始めたことは現状のサイト把握です。一体このサイトはどれぐらい閲覧されていて、どんな閲覧のされ方をしているのかを全て把握しました。今でこそ、当時のアクセス数の約5倍にまで増えていますが、それは日々のPDCAの成果だと考えています。まずは自社のホームページのCSR関連記事が月間でどれぐらいの人が見られているのかを把握しましょう。

また、どのページが多く見られているのかは今後のCSRを考えていく上で大事な情報になってきます。そのためには、できるだけ部署でいつでも把握できるように、グーグル社が無料で提供しているサイトアクセス解析ツール「Google Analytics(グーグル アナリティックス) 」を活用することをお勧めします。(詳細は http://www.google.co.jp/intl/ja_ALL/analytics/ 参照)そのツールを使えば、いつでも手軽に自社のアクセス状況が把握できるようになります。ただし、設定には情報システム部などに依頼する必要がありますのでご確認をお願いします。また、すでに広報部などが設定している場合もありますので確認してみましょう。

画像:Some rights reserved by Fukuda Yasuo

STEP2 月間でどれぐらいの人に認知されているのかを把握する。

Some_rights_reserved_by_uka0310.jpg「Google Analytics」が設定されたら、早速ログインしてアクセス分析を行いましょう。詳細についてはマニュアルが書店で売られていますので、そちらに譲りますが、基本的に見るべき重要なポイントはユーザー数とページビュー数です。ユーザーは月間にどれぐらい見られているのかを定点チェックしていきましょう。

また、恐らく数字を見た瞬間にあまりにもユーザー数の少なさにびっくりされるのではないでしょうか?「こんなに見られていないの?」「一生懸命WEBページを作ったのにこれでは投資効果に見合わない。」と思われた方も多いのではないでしょうか。気休めになりますが、他社でもほぼ変わりない状況です。ただし、詳細に見ていくと、プレスリリースの発行後やCSRレポートがWEB上にアップされたときなどは数字が上がっていることに気付くはずです。残念ですが、1年に1回のレポート更新だけでは、自社のCSRについては、全く伝わっていないことが認識されるはずです。

画像:Some rights reserved by uka0310

STEP3 目標を定めて継続的なコミュニケーションを作り出す。

Some_rights_reserved_by_David_Shackelford.jpg今までのCSRコミュニケーションの常識は、年1回のCSRレポートというだけで終わってしまっていたというのが現状でした。極論をいえば、CSRレポートを作るだけで終わってしまって、その先まで考えられないというのが実態です。例えばいいか分かりませんが、仮にテニスがうまくなりたい場合に、上達本ばかり読んでいて、実際にはテニスをやったことがないので上手に出来ないという状況です。ただ、これからのコミュニケーションは、やはり企業側に求められる姿勢としてどれだけステークホルダーとインタラクティブなコミュニケーションを実施できるのかがポイントになってくるでしょう。

ですので、年1回だけのコミュニケーションではなく、できるだけ頻度を上げていくことで、ステークホルダー(サイト閲覧者)に対して自社のCSRを発信していくべきでしょう。そのためにはテレビCMなどで多くの方に一瞬知っていただくことも効果はありますが、CSRコミュニケーションではできるだけ費用を抑えて「地道にコツコツ」と継続的なコミュニケーションをしていくことが大切になってきます。年内の目標を定めてそのために施策を考えていきましょう。その結果、企業価値の向上に繋がっていくはずです。

画像:Some rights reserved by David Shackelford

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執筆者プロフィール

inomata_profile.jpg猪又 陽一 (いのまた よういち)
アミタ株式会社 
シニアコンサルタント

早稲田大学理工学部卒業後、大手通信教育会社に入社。教材編集やダイレクトマーケティングを経験後、外資系ネット企業やベンチャーキャピタルを経て大手人材紹介会社で新規事業を軌道に乗せた後、アミタに合流。環境・CSR分野における仕事・雇用・教育に関する研究。環境省「優良さんぱいナビ」、企業ウェブ・グランプリ受賞サイト「おしえて!アミタさん」「CSR JAPAN」等をプロデュース。現在、企業や大学、NPO・NGOなどで講演、研修、コンサルティングなど多数実践中。

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