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部分最適から全体最適へ:第2回対談 セールスフォース代表取締役社長 宇陀栄次氏(2/7)藤原仁志の「対談:攻める!環境部」

前回までの話はこちら 「第2回対談 セールスフォース代表取締役社長 宇陀 栄次氏(1/7)」

部門最適から、全社最適の仕組みづくりへ

藤原:それを踏まえると、先ほど宇陀さんがおっしゃったように、情報化という以前にいろいろな法律の問題だとか、それから一般の方には理解されにくいという課題だとか、あるいは物を捨てるのにそんな情報システムなんてわざわざ入れてどうするんだ、というのがまだまだあるのが事実です。

そのような状態を見ると、だからこそ今クラウドコンピューティングというふうにいわれている仕組みは、私どもとしては静脈分野の情報化を促進するのに素晴らしい手段ではないかなと思っているんです。

宇陀:ものすごくよく分かりますよ、そのお話は。なるほど、そうですか。

藤原:弊社が、リサイクル営業にSalesforce CRMを活用し始めたころ、しばらくしてこれは営業だけに使うのはもったいないシステムだな、と思いました。私どもでしたらこのプラットフォームを、静脈分野の情報化に是非使ってみたいと感じているわけです。私が構想しているシステムを、これまでのやり方で一からつくっていくとしたら、とんでもない日数とコストがかかる。

第2回対談 セールスフォース代表取締役社長 宇陀栄次氏(2/7)

これでは、地球が滅びてしまうじゃないかと(笑)。この世界では「動脈分野」と比較しておそらく予算が二桁とか三桁ぐらい少ないんです。ただニーズの「数」は多い。いわゆるロングテール市場ですね。この小さくて、数が多くて、分散したニーズを、早くて、低コストで、試行錯誤が短いサイクルでできる環境がないと、どうにもならないと。そこで、クラウドコンピューティングによるサービスを実際に提供されてきた実績のある御社と協力すれば、投資リスクを抑えつつ、スピーディにサービスが開発できると感じています。

宇陀:今はITそのものが非常に大きな変化を遂げている時代です。これまでも、システム投資に対するさまざまな効果が確かにあったと思います。だから、いろんな会社がいろんなシステムを採用されてきたと思うんです。 ただその効果は、どちらかというと、企業の部門最適であるとか、あるいは、ある業務に限った最適化という形で実現してきていると思います。例えば財務だ会計だ、銀行のATMもそうだけれど、それはそれで非常に大きな効果をもたらしてきたと思います。

しかし現在では、部門最適とか部分最適から、全社最適の仕組みが必要になってきましたね。これからはますますそれが進んで、事業間連携の最適化とか、社会全体の最適化とか、そういうニーズが顕在化しつつあると思います。

そういう意味で、御社が静脈産業とおっしゃるのは、いろんなものが循環して連鎖していく仕組みということでしょう?日本は地下資源には恵まれないけれど、地上資源には非常に恵まれた国だという人がいますが、そういうことに貢献できる仕組みが大事ということですね。

藤原:弊社も、リサイクル事業は、地上資源の採掘事業であると考えています。

次回「第2回対談 セールスフォース代表取締役社長 宇陀栄次氏(3/7)」へ続く

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