繊維くずとは?会社の制服が新しくなり、これまで着用していたものを廃棄することになりました。繊維くずとして廃棄すれば良いのでしょうか。 | 企業のサステナビリティ経営・自治体の町づくりに役立つ情報が満載!

環境戦略・お役立ちサイト おしえて!アミタさん
お役立ち資料・セミナーアーカイブ
CSR・環境戦略の情報を情報をお届け!
  • トップページ
  • CSR・環境戦略 Q&A
  • セミナー
  • コラム
  • 担当者の声

Q&A

繊維くずとは?会社の制服が新しくなり、これまで着用していたものを廃棄することになりました。繊維くずとして廃棄すれば良いのでしょうか。

Some rights reserved by Rich Anderson

素材・業種等により判断が異なります。まずは、使用されている素材が天然繊維か合成繊維であるかを調べましょう。さらに、自社の業種について建設業もしくは繊維工業に該当するかどうかを確認しましょう。

繊維くずとは

産業廃棄物の繊維くずは、以下2つを指します。

  1. 建設業(工作物の新築、改築又は除去に伴うものに限る)、繊維工業(衣服その他の繊維製品製造業を除く)から生じた天然繊維くず。
  2. ポリ塩化ビフェニル(以下、PCB)が染み込んだ天然繊維くず。

具体的には建築現場から出る布くずやロープ等と、織布・紡績工場など、衣服等以外の繊維工業から出る羊毛くず、麻くず、糸くず、木綿くず、レーヨンくず、これらの天然繊維からできた衣類の廃棄品等と、業種に関わらずPCBを含んだ天然繊維類を指します。 対象業種に該当せず、PCBを含んでいない天然繊維くずは、一般廃棄物として処理します。

合成繊維は廃プラスチックとして処理する

使用している素材がナイロンやアクリル繊維などの合成繊維である場合は、業種にかかわらず産業廃棄物の廃プラスチック類として廃棄することになります。 なお、限定2業種以外から排出されるもので、天然繊維と合成繊維、合成樹脂が複合している場合は、一般廃棄物と産業廃棄物(廃プラスチック類)の複合物となります。

両方の許可を持つ収集運搬業者、処理会社を見つけることが難しい場合などは、比率の多い素材を重視して判断、たとえば合成繊維が70%を占める場合は、産業廃棄物の廃プラスチック類単体と考えることもあるようです。限定2業種に該当する場合は、繊維くずと廃プラスチックの複合物となります。判断に迷われる場合は、管轄の自治体へご相談いただくのがよいかと思います。

関連情報

cercular economy banner.png

お問い合わせ

アミタでは企業の循環型ビジネスモデルへの「移行」を支援するコンサルティングを提供しております。詳しくは下記よりお問い合わせください。

otoiawase_sustainable.png

ESG経営に関する情報をお探しの方必見

お役立ち資料・セミナーアーカイブ一覧

お役立ち資料・セミナーアーカイブ一覧
  • なぜESG経営への移行が求められているの?
  • サーキュラーエコノミーの成功事例が知りたい
  • 脱炭素移行における戦略策定時のポイントは?
  • アミタのサービスを詳しく知りたい
そのようなお悩みありませんか?

アミタでは、上記のようなお悩みを解決するダウンロード
資料やセミナー動画をご用意しております。
是非、ご覧ください。

このページの上部へ