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ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くずとはなんでしょうか?どんなリサイクル方法がありますか?

ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くずとは、ガラス類、陶磁器、レンガくず、インターロッキング(注1)くず、石膏ボードくず、コンクリートくず(注2)、石綿含有産業廃棄物(重量比0.1%を超えて石綿含有するもの)等とされています。

(※注1:インターロッキング...舗装に用いるコンクリートブロックの一種です。 ※注2:工作物の新築・改築又は除去に伴って生じたものを除く。)

逆に工作物の新築・改築又は除去に伴って生じたものはがれき類となるため注意が必要です。 具体的には、建物解体に伴って発生する窓ガラスくずや住宅メーカーなどからでる外壁材、ガラス・陶磁器メーカーで発生する不良品や廃棄品、鋳造メーカーなどで用いられた使用済みの耐火物やレンガ・保温材などが該当します。

主なリサイクル例

ガラスくず、陶磁器くず、レンガくず、コンクリートくずについては、以下のようなリサイクル方法が考えられます。(画像はクリックすると拡大します。)

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※注3カレット...ガラスくずをリサイクル原料として利用できるように細かく砕いたもの。
※注4路盤材として使用される場合、土壌環境基準に適合する必要があります。

処理費用低減や有価物化のためのポイント

有価物化するには自社排出品の成分・性状把握や品質管理など製品と同様の管理が求められます。安定した質(成分・性状)ポイントです。中間処理会社や最終処分会社にて原料化や無害化のためのコストがかかる廃棄物は処理費が高くなります。

  • 【質】廃棄物の組成がはっきりしている
    リサイクル事業者に対し廃棄物の組成や融点がわかるSDS(Safety Data Sheet : 安全データシート)やWDS(Waste Data Sheet:廃棄物データシート)などで適切な情報を提供することで、資源化への検討がスムーズになります。
  • 【質】分別管理が徹底されている
    成分・性状が安定しやすくなるため、より安価なリサイクルや有価評価の可能性が出てきます。
  • 【質】リサイクル事業者にとって使用しやすい形状に近づける
    リサイクル方法によって最適な形状は違います。たとえば、窯業向けの場合は粉状が、路盤材はある程度塊の状態がよいなどです。同じリサイクル方法でも会社や取扱量などで異なりますので事前に確認しましょう。
  • 【量】発生量が安定している
    リサイクル事業者が原料として使うには、量の安定化も必要になります。

アミタは多数の排出事業者から様々な成分・性状のものを受け入れているため、不安定な成分・性状・量を安定化させリサイクルすることができます。またリサイクル事業者のニーズや、リサイクルにおける好事例のご紹介等を通じて皆様の改善へのお取り組みのご支援を行っています。

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